子育てに 悩みながら 親になる ~悩んだ数だけ 親になる~

元東京都公立小学校・バンコク日本人学校の教師による【子育ての悩みに役立つ情報】を紹介☆ 左下の『カテゴリー』から。 今は、バンコクのトンローソイ9で学習塾【TJ☆ブリッジ】の塾長をしています★【HP】http://tjbridge.web.fc2.com/

100人中1人の子供しかできないこと【パレートの法則】

経済学者のパレートが発見した8:2の法則って
ご存知ですか?パレートの法則とか、80対20の法則とか
いろいろな呼ばれ方をしています。


例えば、ビジネスでは売り上げの8割を
全顧客の2割の顧客が生み出しているといったように
使われる法則。


子供の指導でもあてはめて考えることができます。


だいたい、ランダムに100人の同学年の児童を集めてみると
学期の始めにどんな目標を立てたかを
意識している子が2割の20名。
振り返ることは学期末までないからです。



意識している20名の中で
実行しているのが2割の4人です。


その4人の中でこれからも実行し続けることができる子が
2割の1名です。


ということは、
100人の中で目標を実行し続けて
永続的に成長できる子は1名です。




科学的な根拠はないんですが、
こんな割合で成功者は生まれると
少し厳しめに見積もれば、
鮮明に見えてくるものがあります。



これだけ難しいことだからこそ、
子供の自主的な態度に任せるのは難しいということです。



それにも拘わらず、
子供に設定させた目標は放置されがちです。



目標を掲げ、それを実行し、さらに続ける。
大人ですら難しいものです。

子育てに悩みながら親になる目標


私だって何回目標を立てて挫折したものか。
挫折のプロかもしれません。



プロ級だからこそ、
挫折しはまた歩み、また挫折しています。


でも、このプロセスを繰り返すことは
挫折して完全に止まるよりは
100倍いいことです。



大人でも難しいのですから
子供たちも目標を忘れて
歩みを止めていることがあると考えるのが自然です。




自分で気づき、再び歩き出せる力を高めることも大切です。
でも、100人中1人だけが継続できるくらい難しいこと。



そう考えるからこそ、大人である私たちが
定期的に子供たちに目標を意識させ、
実行を助けてあげる
言葉かけをする必要があるんです。



ぜひ、お子様の目標について
話し合う時間をとってみてください。
結構な確率で歩みを止めているものですから。



また、成長への道を歩みだす手助けをしてあげてください。
子供たちが自力で船を漕げる日を目指して。



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子育てに悩みながら親になる


バンコク学習塾
TJブリッジ

代表 小川一樹


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